すべての力を発揮して、
患者さんと向き合う。

Yasuhiro Ueda

上田 康弘Yasuhiro Ueda

東京医科大学病院
救急医学/助教
埼玉県出身。東京医科大学卒業後、東京医科大学病院での研修を経て、以来、東京医科大学病院での勤務を続ける。

ーー 医者になるまで遠回りをされたとか。

実家は開業医だったんですが、私が医学部に入ったのは25歳になってから。実は高校を出てからは音楽の専門学校に進み、しばらくミュージシャンとして活動していたんです。ただ、やはりその世界で食べていくのは大変で、途中で改めて医者を志すようになりました。

もちろんそれから医学部に入るのは簡単ではありませんでしたし、ずいぶん遠回りしたのは確かです。
ーー その頃はどんな医師を目指していましたか。
医者になろうと思ったのは、やはり困っている人を助けたいという想いが根底にあったからです。理想としていたのは、庶民派の町医者。今、救命救急センターで働いていると、様々な状況の患者さまと出会うことができます。その点では、目指していた医師像に近いところで仕事ができていると感じます。
ーー 救急の魅力とは何でしょうか。

ダイナミックというか、ドラマチックというか。
3次救急として超急性期の患者さまを診るわけですから、現場で私は医師として学んできたことのすべてを問われていると感じます。音楽で言うならジャズもポップスもクラシックも、何でも演奏できるような。

初期研修医の時代に各科をローテーションしたところから始まり、今まで身につけてきたすべての力を発揮して立ち向かうところが、一番のやりがいだと感じています。
ーー 集中治療専門医の魅力は?

最高ですね。
上下の垣根がなく、また、東京医科大学出身かそれ以外の出身かということも関係なく、互いに自由に意見や考えを言い合えます。3次救急では現場での判断が最優先されますが、そこには若手だとかベテランだとかの違いはありません。どんなに若手であっても、現場で下した判断が最優先され、その勇気に対してはお互いにリスペクトしあっています。壁が一切ないですね。

これは3年たって救急科専門医の資格を取得して離れていく医者もいれば、一方で新しく資格を取得するために入ってくる若手もいるという、いいスパイラルのおかげだと思います。この好循環を保っていくことが今後の目標ですね。
ーー 当院への入職を検討されている方へのメッセージをお願いします。
当院の救命救急センターは症例数が多く、様々な経験を積むことができます。そして医者同士が遠慮せず言い合える風土があるため、常に刺激を受けることができます。急性期医療に関心があれば、どんな形であれ、得るものは多いことでしょう。ぜひお待ちしています。

仲間へのメッセージ

  • 実は学生時代の軽音楽部の先輩。長い付き合いです。医者になってからは「現場ではお前が決めるんだ」と、医者としての責任の持ち方について教わりました。

    Kotaro Uchida
  • 裏表のない、さっぱりした方。とてもサバサバした性格だと思います。特に判断力の速さはピカイチ。現場でとても頼りになる存在です。

    Masako Sakurai
  • 後輩の面倒見がよくて、親分キャラ。男女を問わず、よく大勢のスタッフをまとめて飲み会をやっています。責任感の強い方ですね。

    Tsubasa Fujikawa
  • 臨床面では心から尊敬する先輩。麻酔科の専門医でもあり、勉強量はすさまじいです。一方でオフタイムには上手に羽目を外すことができる人でもあります。

    Yosuke Minami
  • 研究者タイプで、本当によく勉強しています。一方で負けん気も強く、先輩に対しても引かないところがあります。

    Kentaro Morinaga
  • 優秀で、チームのブレーン的な存在。他科の先生との連携でも、かなり突っ込んだやりとりができます。後輩指導にも熱心で、安心して仕事を任せられます。

    Keiichiro Shimoyama
  • 明るくて、人なつこく、誰からも可愛がられています。空気を読むのが上手で、最近は自分の意見もしっかりと言えるようになりました。

    Saeko Yoneyama