救急医療が、
自分の可能性を広げる。
Kotaro Uchida
内田 康太郎Kotaro Uchida
東京医科大学病院
講師 臨床教育医長
神奈川県出身。東京医科大学卒業後、東京医科大学病院での研修、麻酔科研修、外科研修、米国留学を経て、東京医科大学病院での勤務を続ける。
- ーー 医者を目指すようになった原点は何ですか。
- 大学進学のことを考えたとき、将来の職業と直結した道に進みたいと思ったんです。それが、医学部でした。今なら、法学部に入って法律家という道もあるとわかるんですが、当時は医学部に入って医者になる道の一択でした。医者は病気や怪我の人を治療することで社会に貢献できる素晴らしい仕事だと思っていたので。
- ーー その思いは、救命救急にも通じるものですね。
- その通りです。救命救急センターは、患者さまを総合的に診ることができます。そこが面白みですね。
その中から特定の領域に興味が出てきたら、いったん救急から離れて他科で深く学ぶことができます。
これは当院の特徴でもあるのですが、自分の関心に合わせたオーダーメイドの研修が可能なので、外科手術だったり、精神科だったり、救急に軸足を置きつつ幅広い領域を学ぶことができます。その意味で、自分の可能性を広げていきやすいのが救命救急ではないでしょうか。
- ーー 留学も経験されたとか。
- はい、2012年から2年間、米国の大学でシミュレーション医学教育について学びました。留学そのものは自分の意思で決めたのですが、教授のネットワークを利用させていただくなど、様々な形で当院のサポートを受けることができました。しかも留学中は出張扱いとしていただいたので、帰国後の心配もなかったです。こうした点は、当院ならではの手厚さですね。
この留学で学んだことは、学生に講義をする際に大変役立っています。こうした形で恩返しできていることは、嬉しく思います。
- ーー 人を育てることに対し、確かに当院はかなり熱心だといえるでしょう。
- 救命救急というとなかなか家にも帰れないハードな職場というイメージをもたれがちですが、当院はまったくそんなことはありません。ちゃんと帰れますし、オンとオフの切り替えはしっかりできると思います。
- ーー 当院への入職を検討されている方へのメッセージをお願いします。
- 救命救急センターに来るには知的好奇心、要するに興味さえあれば大丈夫。勉強は入ってからいくらでもできますので、まずは飛び込んでもらえればと思います。
仲間へのメッセージ
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よさこいが大好きで、全国大会レベルのチームに所属しているとか。普段はちょっとクールで清潔感あふれる方ですので、よさこいで踊る姿には興味津々。
Masako Sakurai
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お祭り大好きな、お祭り男。医局の食事会などの幹事も自ら進んで買って出てくれて、旨くまとめてくれます。後輩の面倒見も非常にいいですね。
Tsubasa Fujikawa
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